「中学生になったら勉強についていけるだろうか。」
塾長 荒井小学6年生の保護者様から、よくいただくご相談です。
中学校になると、
・授業のスピードが速くなる
・定期テストが始まる
・部活動との両立が必要になる
・教科ごとの先生に変わる
など、小学校とは大きく環境が変わります。
そのため、
「中学校の内容を先取りした方がいいですか?」
という質問をいただくこともあります。
もちろん先取り学習が役立つこともあります。
しかし、私がそれ以上に大切だと感じているのが、
勉強習慣です。
今回は、小学6年生のうちに身につけておきたい勉強習慣についてお話しします。
中学校で差がつくのは「勉強時間」より「勉強習慣」
中学校に入ると、
同じ授業を受けていても成績に差が出始めます。
そのとき、
保護者の方は
「あの子は頭がいいから」
と思うことがあります。
しかし実際には、
頭の良さだけでは説明できないことがたくさんあります。
例えば、
・提出物をきちんと進める
・テスト前に慌てない
・分からないところを放置しない
・毎日少しずつ勉強する
こうした行動ができる生徒は、成績が安定しやすくなります。
つまり、
中学校で差がつくのは才能よりも習慣なのです。
やる気だけでは勉強は続かない
保護者の方から、
「やる気があれば勉強すると思うんですが…」
というご相談を受けることがあります。
しかし、やる気は毎日変わります。
大人でも、
仕事を頑張れる日もあれば、
今日は少し休みたいと思う日もあります。
子どもも同じです。
だから、
やる気がある日だけ勉強する状態では長続きしません。
私はよく、
歯磨きの話をします。
朝起きたら歯を磨く。
夜になったら歯を磨く。
多くの人は、
やる気があるから歯を磨いているわけではありません。
習慣になっているからです。
勉強も同じです。
「やる気があるから勉強する」
ではなく、
「勉強するのが当たり前になっている」
状態を目指したいところです。
小学生のうちに身につけたい3つの習慣
では、小学6年生のうちにどのような習慣を身につけておくとよいのでしょうか。
毎日机に向かう習慣
時間は長くなくても構いません。
まずは、
毎日机に向かうことが大切です。
10分でも15分でも、
勉強する時間を決めて続ける方が、
週末だけまとめて勉強するより効果的です。
分からないことを放置しない習慣
中学校では学習内容が積み重なります。
そのため、
「まあいいか」
で進めてしまうと、
後で大きな苦手につながることがあります。
分からない問題があれば、
先生や保護者に聞く。
調べる。
もう一度解き直す。
そうした習慣が大切です。
自分で考える習慣
中学校では、
「今日は何を勉強するか」
を自分で考える場面が増えます。
最初から完璧にできる必要はありません。
しかし、
少しずつ
「今日はこれをやろう」
と考える経験を積んでおくことは大きな財産になります。
勉強習慣は最初から身についているものではない
ここで一つお伝えしたいことがあります。
勉強習慣がある子も、
最初からそうだったわけではありません。
実際に塾で見ていると、
入塾した頃は
・家で全く勉強しない
・何をしたらいいか分からない
・宿題も後回し
という生徒もいます。
しかし、
少しずつ
「今日はこれをやろう」
「次はここを復習しよう」
と考えられるようになります。
勉強習慣は才能ではありません。
身につけていくものです。
中学校の勉強で本当に必要な準備とは
中学準備というと、
英語や数学の先取りをイメージする方も多いと思います。
もちろん、それも無駄ではありません。
しかし、
私が本当に大切だと思うのは、
「勉強することが当たり前になっている状態」
です。
勉強習慣が身についている生徒は、
中学校に入ってからも自分で修正できます。
一方で、
習慣がないまま中学校へ進むと、
テスト前だけ慌てて勉強する状態になりやすくなります。
まとめ|中学校で伸びる子は習慣がある
中学校で成績が伸びる子に共通しているのは、
特別な才能ではありません。
また、
毎日やる気満々なわけでもありません。
共通しているのは、
やる気があってもなくても勉強する習慣
です。
小学6年生の今だからこそ、
・毎日机に向かう
・分からないことを放置しない
・少しずつ自分で考える
こうした習慣を身につけていくことが、
中学校での安心につながります。
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